看護を極めたい方必見!専門看護師の種類をまず知ろう

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看護師

専門分野はがんや小児など11分野、看護の知識・技術のプロ

臨床で働いていると、自分の力不足に歯がゆい思いをすることが少なからずあるのではないでしょうか?「看護師としてもっとプロを目指したい」と、ステップアップのために専門看護師を目指すナースがいます。

日本看護協会によると、専門看護師とは「複雑で解決困難な看護問題を持つ個人や家族、集団に対して水準の高い看護ケアを効率よく提供するための、特定の専門看護分野の知識・技術を深めた看護師」と定義されています。今回は、看護のプロフェッショナルともいえる、専門看護師について詳しく見てみましょう。

各分野特有の問題に対する高い能力を有する

専門看護師は今現在11の専門分野に分けられており、分野を選択してその分野での資格を取得します。具体的には、がん看護・精神看護・地域看護・老人看護・小児看護・母性看護・慢性疾患看護・感染症看護・急性期重傷者看護・家族支援・在宅看護の11分野に分かれています。

専門看護師に求められる役割は分野によって異なります。

例えば、がん看護の専門看護師を例に挙げましょう。がん患者は疾患による疼痛や精神的な苦しみを余儀なくされています。家族も予後や治療のこと、本人にどう対応したらいいのかなど、とまどいや不安が強いことでしょう。がん看護の専門看護師は、がんの治療についての知識はもちろん、心理面についても専門的知識をもってケアやアドバイスを行い、患者と家族が穏やかに治療と生活を行えるように関わります。

また、高齢化の進んだ我が国において「老人看護」は大きなテーマです。老人看護の専門看護師は、身体面・精神面における老人特有の問題について深い知識をもって、老人患者のQOL向上に向けたレベルの高い看護を提供します。

そして、2012年に追加となった新たな分野に「在宅看護」があります。高齢化や要介護者の増加、在宅医療の需要増加を背景に、質の高い在宅看護ができる人材が求められています。在宅看護の専門看護師は、質の高い在宅看護を提供するばかりでなく、新たなケアシステムの構築もミッションに掲げています。

当然ながら現場で働く看護師も、実践レベルでケアやアドバイスを行っていますが、専門看護師はより高度な知識をもって、さらに一歩踏み込んだ看護を行っているのです。