認定看護師に与えられた3つの役割から見る仕事内容

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看護師

現場で大活躍の認定看護師の役割は「実践・相談・指導」

「専門的な知識と技術をもって、ハイレベルな看護を実践できるもの」という位置づけの認定看護師。現場で看護師が直面する問題に対して、解決に導けるように実践しアドバイスを行うことで、看護レベルの向上に貢献しています。

しかし、具体的に認定看護師の仕事はどのように行っているのでしょうか?今回は、認定看護師のもつ3つの役割「実践・相談・指導」から、具体的に見ていきたいと思います。

1.実践

認定看護師は、看護問題を抱える患者に対してケアプランを立案し実践します。各病棟をラウンドして、問題発生リスクの高い患者に対して予防のためのケアを早期に実施します。

また、病棟スタッフと共にケアを実践し、ケアが日常的に浸透するように介入します。既に問題が発生している患者に対しては、解決に向けたケアプランを提案・実施し、病棟スタッフが日常的にケアを行えるよう指導します。

2.相談

個別の看護ケアに関するコンサルテーションに対応することも役割の一つです。

例えば、褥瘡がなかなか改善しない患者に対するケア方法の問い合わせがあったときは、まず病棟に赴きます。栄養状態や普段のケア・既往症などの情報を収集したうえで、患者を実際に看てアセスメントします。専門的な知識をもってアセスメントした内容は病棟スタッフにとってとても参考になることでしょう。アセスメント内容やケアプランをアドバイスすることで、現場の看護ケアの改善につなげています。

3.指導

専門知識を指導することも認定看護師の役割です。

例えば、「感染管理看護」分野においては、正しい手洗い方法をスタッフに周知することが院内感染予防につながるため、定期的に指導を行っている病院もあります。

誤嚥性肺炎が大きな問題となる「摂食・嚥下障害看護」では、口腔ケアの方法や嚥下状態の確認についてを、スタッフに指導して問題発生予防に努めます。

「皮膚・排泄ケア看護」では、ストーマを造設する患者に対し、安心してストーマで生活できるよう指導を行うことも。きちんとストーマの専門知識をもった看護師が相談に乗ってくれることは、患者の安心感にもつながるのではないでしょうか。