質の高い看護を提供!認定看護師の種類にはどのようなものが

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看護師

ハイレベルな看護を実践できるのが認定看護師

看護師として、現場で「このようなとき、どうケアすればいいのだろう?」と悩む場面が多々あります。スキルアップのために、認定看護師の資格を取る看護師が増えています。認定看護師とは「特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を用いて水準の高い看護実践のできるもの」と定義されており、看護ケアにおいて更に高い専門性を持ったプロだといえます。

21種類に分類されている認定看護師、今回はどのようなものがあるのか見てみたいと思います。

21種類の専門分野、がん関連分野は更に細分化

認定看護師は専門分野に細分化されており、救急看護・皮膚排泄ケア・集中ケア・緩和ケア・がん化学療法看護・がん性疼痛看護・訪問看護・感染管理・糖尿病看護・不妊症看護・新生児集中ケア・透析看護・手術看護・乳がん看護・摂食嚥下障害看護・小児救急看護・認知症看護・脳卒中リハビリテーション看護・がん放射線療法看護・慢性呼吸器疾患看護・慢性心不全看護があります(2010年現在)。

各分野において、専門的な看護ケアを行い、アドバイスをするのが認定看護師の大きな役割です。

「救急看護」を例に挙げましょう。救急現場は一刻を争う場面が多いので、トリアージを行って治療の優先度を決めます。救急の認定看護師は、専門的な知識をもって迅速にトリアージを行い、救命治療をチームの中で共に行います。急な状況を受け入れられない家族や状態が悪い患者の家族に対しても介入を行います。

がんに関しては、専門分野が複数に分かれています。がんの種類や治療は多様であり、それぞれに対応したケアが求められるからです。

例えば、「乳がん看護」ではボディイメージの変容という問題が生じます。治療そのものだけではなく、心理面においても支援し、患者が前向きに過ごせるよう関わります。

「がん性疼痛看護」では、ペインコントロールの方法や評価について専門的に学び、患者それぞれに合った方法を考えてケアを行います。

近年、ホスピスなどで緩和医療を行っている施設が増えていますが、緩和ケア認定看護師は、終末期患者の肉体的・精神的・霊的苦痛を和らげ、QOL向上を目指したケアを実施します。また、患者を失うことによって、家族は「喪失」に向き合わなくてはならないという問題が発生するので、家族に対する支援も行います。

細分化されている分野を見てみると、現場で「これどうすればいいんだろう?」と悩むものが多いのではないでしょうか?現場でより良い仕事ができるよう、自身のレベルアップのために認定看護師の資格を取る方も多いようです。